パー券、誰が買った?

自民党政治家のパーティ券問題がいよいよ「これって脱税でしょ!」という視点に移ってきました。

これは一部の昭和時代のおっさん社長に大きな影響を与えるはずです。自民党は「領収書はない」と言っているようですが、「表に出せる領収書はない」ということでしょう。利権めあてにパー券を買った方は税務申告しています。税務署の記録を調べれば「衆議院議員わいろ一郎政策研究会参加費18万円」の領収書で経費として計上している会社や法人、個人が山ほどあるはずです。お金を払わずに領収書だけもらった奴らもいるはずです。それが実は政治献金ではなかった。個人の収入だった、ということになれば、税金控除対象外!収益として税金が新たにかかることになり、全国で大量の修正申告が必要になります。税務署さんも大変です。

「容姿で職務質問を何度も受けて日常業務を妨害された」という方が警察を訴えました。

自宅の前でタバコを吸っていて、容姿だけで「おいこら!」と所持品検査されるということですから、ヒドイ話です。警察ももっと本当に悪い奴の逮捕にエネルギーを注いでほしいものです。道端で、国会議員のバッジをつけている奴を見つけたら「あなた、今現金をいくら持っていますか?」と職務質問して所持品検査をして、「この封筒の中の現金は何ですか?500万円ありますけど。ものすごく不自然ですよね。ワイロでしょ!えっ!トイレでいきなりポケットにねじ込まれた?!それをワイロって言うんですよ!逮捕します!」こんなふうにならないものでしょうか。こんな指令を警察庁長官が出さないものでしょうか。それにしても社会の常識として「国会議員=ワル」となってしまいそうです。国会議員を経験した人にとっては、その経歴はクロ歴史であり、フェイタル(致死的)なタトゥーと言えます。

国会議員、検察、警察、裁判所、すべてがあてにならないこの社会。若者はとっくに見捨てています。

カミムラとかいう「美人とはいえない」オバサンが登場してこれから活躍するそうですが、次の選挙ではさらに投票率が下がることでしょう。

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大山雷同してネズミ一匹

しばらくするとこんな故事成語が新聞の「訳知りおじさんの上から目線コラム」に並ぶことでしょうが、

結局国会議員のパーティー券収入の脱税、詐欺、はまともには立件されなさそうです。権力者は何をしても許される不公平、不平等社会!これが民主主義の国と言えるのでしょうか(ポリュビウス的には「寡頭政治」ですね)。

反社会的勢力には「使用者責任」という、責任を親分にまで拡大して、チンピラの殺人にも責任というか共謀が認められ、ようですが、いまどき「反社会的勢力」と社会に認識されておかしくない自由民主党でも「使用者責任」が適応されないのでしょうか。国家権力は大川原化工機の幹部を捜査官が自らの出世のために逮捕して一年以上拘留してがんの適切な治療を受けさせず死亡させた事件が同時に報道されていることを検察も警察も何とも思わないのでしょうか。

 国民憲章で5つの常任理事国に名を連ねるお隣の中華民国台湾省では臨時政府の総統選挙が行われましたが、投票率は71%もあったそうです。中正先生の意思を継いで「大陸反攻」を掲げているはずの国民党の候補者は選ばれなかったようですが、報道を見る限り台湾省の選挙運動では若い世代の人たちの活動が目立ちました。これもうらやましい限りです。「死人に口なし」で逃げ切ろうとしているとの報道や、ついに出た!パソナグループの補助金事業の報道があっても、6公4民で権力に搾り取られても、選挙があればやっぱり頼りになるのは・・・

フランス映画「ONODA」に出てくる「別班」がこの国を支えているのでしょうか?でも大半の国民は何の関心もないし、若い世代は夢も希望もなく、刹那刹那を漫然と過ごすしかないと感じているんじゃないでしょうか。

ところで志賀原発は今度はしっかりと事故を隠蔽できるのでしょうか?漏れたら国際問題になってほうぼうが大被害を被ります。前みたいにバレないのように、不祥事はしっかりと隠蔽してほしいものです。

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天人相関

今日は新聞が休刊日。各新聞の朝刊の下の方に偉そうな訳知りおやじが上から目線でうんちくを垂れ流す欄があります。この欄の明日一月三日の原稿にこの中国の言葉「天人相関」、これは政治家がアホだと天変地異が起こって民衆が地獄を見る、という言い伝えですが、この言葉を使いたがる筆者が多いことでしょう。

デスク「なべさん、これはマズイですよ。個人を特定してしまいますから。仕返しされますよ。」

筆者「そうですか?今まで地震なんて日本各地で起こっているじゃないですか。宮城だって熊本だって」

デスク「だからですよ。この『政治家がアホだと』という部分で個人が特定されるじゃないですか。見るからにアタマ悪そう、誰が見てもアホ!下品!っていう政治家って今時あの県の二人じゃないですか!」

筆者「あくまで『一般論』なんだけどなぁ・・・そうか、ボツかぁ・・・」

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12月23日

近隣の190床の総合病院が突然、来年三月をもって閉院になるとのい知らせが同病院のホームページで発表されました。

近隣住民としては大ニュースです。

評判は決して悪くない病院でした。

同院ホームページなどによると、12月21日付けで、厚生労働省が保険医療機関の指定を取り消したとのことです。取り消し理由は2014年ごろから2017年ごろまでの保険診療の不正請求。少し時間的なずれがあります。それにこういった処分はふつうは期限付き。ラグビーで言えば、レッドカードではなくシンビンで10分間退場・・・。2012年の東京医大茨城医療センターでは8800億円の保険請求が不適切と判断され三か月間の保険診療資格停止、という処分でした。たったの三か月です!今回の方が金額は倍程度で、6年前。停止期間が設けられていたのかも知れません。しかし民間病院では仮に三か月の「保険医療機関指定取り消し」でも「お取りつぶし」処分に匹敵すると思います。そういった判断だったのかも知れません。人工透析で命を維持している患者さんもいて、地域医療は混乱を招きそうです。

 うがった見方をすれば、東京医大と言えば厚生労働省の御幹部様閣下のご子弟様が御入学奉りはべりたもう状況が影響したのかも知れません。病院が自民党国会議員のパーティー券をその方のノルマをはるかに超えて大量に購入しておけばこういった事態も回避できたのかも知れません。

当分、国会議員のパーティを利用した錬金術は自粛されるのでしょうが、また別の汚い手を奴らは開発するでしょうから、それまでこういった病院に対する「一発レッドカード!」が続出するのかも知れません。

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12月22日

ダイハツが性能試験でデータを捏造、改ざんして国の認可を得ていた事件が大々的に報道されました。

ところが三日たっても新聞テレビでは

「今ダイハツの車に乗っている人は安全なの?」

についての指摘やコメントはあまり見受けられません。

海外だと全額返金、損害賠償の訴訟が数十万件、起こされるのではないかと想像しますが、ダイハツの社長は「安全です。乗り続けていただいた大丈夫です」などと発言していると報道されています。

だとすると国の安全規制の基準は実質どうでもいい、車の性能には何の関係もない、自分たちの権威、権限を見せつけて企業を押さえつけるためのただのお役人仕事、ということになります。この矛盾を提起するマスコミはないようです。マスコミはダイハツに広告を出してもらっているからでしょうか?自民党国会議員のパーティ券も大量に購入しているのでしょうか?役人の天下りをどんどん受け入れているのでしょうか?

今日の毎日新聞には「ダイハツは顧客離れを懸念」とか記事が出ていましたが、ダイハツがこれからどうなるかより「ダイハツを買った人はどうしたらいいの?」に報道の最重要点を置くべきだと思います。

ダイハツの車を買った人のことをマスコミ、政治家、くそ役人どもは

「えっ!ダイハツでしょ!?ケー自動車でしょ!ベンツならともかく、ダイハツ買って乗っている人の階層の人なんか日本経済にとってどうでもいいんじゃない!ほっとけば!ちなみにオレの車はベントレーだけど・・・」などと考えておられるのでしょうか。だとすれば、「ダイハツ買った人」が無視されている状況は、まさに日本の階層社会、棄民政策を反映している現象です。

クニのお役人様閣下はダイハツへの天下りはあきらめて法規不適合のダイハツ車すべてを我が国の公道から完全除去するつもりなのでしょうか。

でもパーティー券をいっぱい買っているのなら、期待はできませんね。

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12月15日

時事通信社の内閣支持率が17%であったと報道されています。

驚きです!皆さんも驚いたことでしょう。この期に及んで、まだ17%の人が支持している、というこの社会はいったいどんな構造をしているんでしょうか?やはりああいった「議員さん」の公的権力に護られて商売をしている人などがそれだけいる、ということなのでしょう。前回のブログのように、

「もうすぐ選挙なんだしさぁ。領収書200万円ぐらいお願いしますよ」

と国会議員の秘書に「陳情」してくる「支援者」がいるとしたら、そういう人はよろこんで「汚い政治家」を支持するのでしょう。

しかし一方で私が知る限り、政治家さんは話をしてみると皆さん、人格者です。いい人です。なんだかすごく頑張っておられます。いわゆる「人たらし」的な、話をしていて楽しい人です。テレビで「アンタ頭悪いねぇ!」なんて報道される人はやっぱはめられたんでしょうね。

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キックバック派壊滅か?

政治家の脱税パーティー券の問題がかまびすしく報道されています。

かなり巨額ですが、税務署はうごかないんでしょうか。彼らは今は文書捏造の真っ最中なのでしょうか。

「政治家のお金は全部政治活動費なんで税金なんか払わなくていい」

などと先日、財務大臣が発言していました。

しかし政治家のパーティがなくなると、これを脱税の道具にしていた企業経営者は困ってしまいます。

いかがわしい使途不明金の領収書にちょうど良かったからです。

長年、政治家秘書をしていた患者さんによると、

「簡単に言えば、100万円の領収書を10万円で売るんです。先方は100万円を経費で落とせる。こっちは10万円丸儲け。もともとこんなやりとり帳簿に載せてませんから!税務署なんかゼッタイ来ませんよ!あいつらただの役人ですから」

オオサカの天神橋筋のたこ焼き屋さんのような

「ハイ500万円いただきました。おつりは100万円!」

のやりとりのようです。

もしこれが本当なら、政治家のパーティー禁止で世の社長さんのお小遣いがなくなってしまいます。

(つまり「あげられる人」がでる?

大阪のカジノには暗雲が立ち込めています。

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いよいよ核戦争か!?

12月8日の朝刊には首相が蓮舫議員の質問に答えて松野官房長官を「しっかりと職務を全うしていただく・・・」

しかしその日の夕刊で「官房長官、事実上、更迭!」。まさに受験生には「朝令暮改」の典型例として、この四文字熟語がしっかりと頭に入ったことでしょう。異次元の少子化では子供手当をはるかに上回る、高校生扶養控除減額!日本の一般家庭では高校生は「不要!」というメッセージなのでしょうか。ピンボケ増税クソめがね(以下「ピンくそ」)が何かを言うとその真逆の事態が実行されてしまう現象が幾度も起こっています。ガザで繰り広げられている凄惨な戦闘では「ピンクくそ」が11月1日にわざわざ中東を訪問してイスラエルの大統領に停戦を呼び掛けたその10分後、IDFは大規模な攻撃を再開しました。「ピンくそ」が何かを言えば、かならずその逆の事態が起こる!昨日12月9日は長崎で核兵器根絶の国際大会があったようです。「核兵器のない世界への取り組みを・・・」あっ!あのバカ言っちゃったよ!まずい!核戦争が起こるのでは!!!

「ピンくそ」にはできればもう何もしない、何も言わない、国益を考えて「無言の行」に入ってほしいものです。

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12月9日

新聞で「増税ピンボケくそメガネ」が「官房長官の更迭を拒否」と報道されていました。

ということは、過去の例から官房長官はまもなくクビのようです。

新聞で松野官房長官(12月9日午前7時現在)の写真を見て

「官房長官はこういうお顔だったんだ。いつも下を向いて原稿を読んでいるだけだったんでわからなかった」などという人もいて、今回の「1000万円ぼろ儲け事件」で日本の政恥史に「名を遺した」ことでしょう。

それにしても毎度国民が疑問に思うのは

「どうして政治家ってあんなにお金を欲しがるんだろう?何に使うんだろう?」

という疑問です。女性のパンツを大量に買うなど、趣味に使うのでしょうか。

彼らが何か社会の役に立つ、まともな仕事をしたのを私は65年間生きてきて見たことがありません。

おそらく多くの政治家は「札束を眺めるのが趣味の人」なのでしょう。お札は幣(ぬさ)。

「このたびは ぬさもとりあえず 田向山・・・」(菅公)にも出てくる、「美しい紙のお供え物」なのですから。

松野官房長官も、家族が寝静まった夜中に、自室の机の上に1千万円の札束をおいて、美しい絵柄をニヤニヤとみつめて、匂いをかいだり、重みを感じたりしていたのでしょうか。私もやってみたい!

何かに使ったのであれば、領収書がしっかりと保管してあるはずです。

SMクラブの領収書を正直に提出した国会議員などはその功績が認められたのか、税制調査会で頑張っておられます。領収書がない、というならまだご自宅の机の引き出しにしまってあるのかも?

うらやましいなぁ!

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12月9日

「医師の働き方改革」というのがテレビで取り上げられていました。

医師は働きすぎ、燃え尽き症候群(バーンアウト)、うつ病、などと報道されています。その原因は単純に「いそがしさ」と結論。あまりに軽薄、近視眼的、ド素人、マスコミのネタ創造、にすぎません。

根本にある問題は、「キャリアの先にある将来の不安」というか「目の前に広がる荒野」です。

「どうしたら一人前の医師になれるのか?」

管理された職場では無休、薄給に耐え、それでも不確かな将来しかありません。

政府主導の専門医制度がその象徴、つまり「がん」です。

専門医は実力勝負であるはずなのに、なんだかんだの証明書が必要で、やはり「薄給お礼奉公」が事実上課されるのが実情です。社会にいかに貢献するか、しているか、など全く考慮されません。社会に全く貢献していないトーダイさんが構築したヒエラルキーに無慈悲に踏みつけられる未来が待っています。

若い世代の医師たちが目の前に広がる医師社会に幻滅、絶望していることが現状の大問題です。

お偉い人たちとNHKは、そんなことお構いなしです。

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