『汨羅淵に題す』

しばらくHPが停止しており、音信不通の日々が数か月続いておりましたが、再開です!

さて、その間に、とある宗教団体に文部科学省が「解散命令!?」とかいうニュースがありましたが、「自民党にも解散命令が出る日が近いのでは?」などと皆さんは期待しておられることでしょう。自民党が解散すれば分裂した小さな会派が「エッフェル党」や「パンツ党」「パパ活党」「陣中見舞い党」「SM党」、など趣向を貫く政治家の政党や、「太陽エネルギー利権党」や風向きで党勢が決まる「風力発電利権党」、「カジノ党」「イヴェント利権党」など利権に群がるウジ虫らの政党が多数、乱立するのかも知れません。ニチダイには「解散命令」は出ないのでしょうか?出たなら今度はプロレスや製鉄業に倣って「新日本大学」で再生を図るのでしょう。

 それにしても今年の流行語大賞はいつもながらに期待ハズレのぜんぜん面白くない選考でした。どうして「茶番会見」や「耄碌会見」、「増税クソめがね」や「ピンぼけ減税メガネ」が選ばれなかったのでしょう?やはりマスゴミどもは大手芸能事務所や権力に忖度しているとしか思えません。

 さて、日本中の労働者が低賃金にあえいでいる状況で、一方で政府は誰も来ない大阪の「しょーもな博」に3000億円使うのですから、もうこの国は「決めたことは間違っていてもなにがなんでもやり通す」という無謬主義(自分たちは箸墓古墳造成の太古の昔から絶対に間違ったことは決めていないしやっていない)に凝り固まったカルト国家と言えます。県民の7割が建設を反対する沖縄の辺野古の新基地には三兆円はかかると指摘する向きもあります。当初予算の10倍です。政府は努力して何とか予算を増やしたいと思っているのでしょうか?辺野古の海底の地盤が90メートルの深さまで「チョコレートパフェのよう」であるなら、新技術で、滑走路に爆弾が落とされてもその穴がすぐに元に戻る画期的な「マシュマロ滑走路」をつくるのはどうでしょう。福島原発で誰もが予想したとおり失敗した凍土壁の発想で「凍土滑走路」というのも予算がいっぱい必要で、政府が喜びそうな対案です。ミサイル防衛システムのイージス・アショアは設置場所がないので今度は大金をはたいて船を建造して乗せるそうです。そのうち辺野古も「全長6000メートルの飛行甲板」を持つ、100万トンの「異次元の超巨大空母」案が出てくるかもしれません。500兆円ぐらいで建造できるのではないでしょうか?

政府では「大型プロジェクトの当初の予算は何が何でも最低限度三倍以上、できれば10倍以上が望ましい。一方で、保育士、介護士、教師の給料は絶対に上げない!減税など絶対しない!」という鉄の方針が貫かれているようです。政府はほんとうに、弱いものいじめが大好きなんですね。

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日付:   カテゴリ:Dr.ナブチの「題汨羅江」