お知らせ

2023年7月11日

岸田首相が飛行機に乗ってどこかに行かれる映像がテレビに映っていましたが、韓国に叱られに行かれたのでしょうか?アリストテレスは「民主国家の指導者はまず自らの家族を律する必要がある」と著書の冒頭で述べていますが、その点、岸田首相の「異次元の長男優遇政策」は叱られて当然と言えます。

それに今回、クラスター爆弾という、日本を含めた多くの国が禁止条約を結んでいる非人道的兵器をアメリカがウクライナに供与するということになったのですが、日本はいち早く「支持」する立場を表明しました。誰も意見を求めていないのに、です。理由は「開かれた国際秩序」を推進するためだそうです。歴史的には1999年、ダムダム弾(『ビッグマグナム黒岩先生』参照)というのが非人道的ということで国際条約で禁止され、その後毒ガス兵器が全般に禁止され、1930年に日本が開発したびらんガス(イペリットガス)も禁止されましたが、その禁止条約はあっさり破られました。同年の美麗島山岳地帯で起こった「霧社事件」鎮圧が目的でした(映画『セデック・バレ』木村祐一、ディーン藤岡らも出演)。

ただし日本軍の記録には「イペリットガス効果判定のために試験的使用」とされているようです。兵器はすべからく非人道的で全面禁止!条約なんて破られるためにある!無意味!という「永遠の真理」が脳裏をかすめますが、「平和で安定した国際秩序実現」のために同盟国とともに尽力する日本は、は核兵器を再びあの国が使用しても「えー、そのぉ、開かれた国際秩序のぉ、実現のためにぃ、同盟国と連絡を密にしてぇ、情報収集に努めぇ、機動的かつ臨機応変に対応し、丁寧な説明をしてまいりたいと考えます。」

出ました「丁寧な説明」!

国民は完全にバカにされていますね!

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日付:  カテゴリ:Dr.ナブチの「題汨羅江」