政治家がお金を自由に使いたい放題!という実態が白日の下にさらされていますが、誰も言い出さないのは
「大量の領収書はどこに?」
という疑問です。
今時何を買っても何をやっても領収書が発行されます。打った方、お金をもらった方が消費税を支払わなければならないし、飲食店などちゃんと売り上げを記録しないと、脱税でお縄になってしまうからです。
政治家どもが料亭の宴の後、
セコイ議員「今日の代金の支払いはいつも通りで。領収書のあて名もいつも通りで」
女将「48万円です。『泥金建設』さんですね。かしこまりました。」
となった場合、支払いは政治家事務所の経理をやっている人が振り込んだりするのでしょうが、すべての記録が残ります。
議員が「これは政治活動費で湯水のように使えて記録は残さなくていいお金だよ」
と命令したとしても、そこで現金で支払いがなされるわけではありません。お金の移動や担当した人の記録、支払いを受けた側の税務申告のための手続き、など様々な記録が残らないわけはありません。その点を調べれば、すぐにぼろが出るはずですが、まったく手つかずのようです。今明るみになっている10倍、100倍の不都合な事態が明るみに出るの権力者側は怖がっているのでしょう。
このように、お金を支払った側の議員がもらった領収書はどこかで利用されている、と考えるのが自然です。「使っていないのに使ったことにできるお金額」が生まれ、自由に使えるお金=過分所得に移し替えることができるのです。
かつてSMクラブで政治活動をやっていたとして、しっかりとその領収書を提出した正直な自民党の国会議員もいました。
国会議員の皆様方は権力の座に就いたということで、蓄財の方法に全知全能を傾けておられることでしょうが、一年間に一分間ぐらいは庶民の生活に思いをはせてほしいものです。
日付: 2024年2月15日 カテゴリ:Dr.ナブチの「題汨羅江」