国会議員の薄汚い錬金術が毎日話題になっています。
今日の毎日新聞にはとある政党・愚民党(仮名)の幹事長・大儲太蔵(おおもうけたいぞう=仮名)の政治団体「大儲太蔵後援会総連合会(仮名)」三年間で9400万円の使途不明金があったと報道されていました。何にそんなに使うのでしょうか?その団体の収支報告書によると同時期の総収入は9650万円ということですから、98.1%が使途不明金とのことです。紀元前12世紀ごろの粘土板にはじまる人類が3000年以上、積み上げてきた会計文献資料の中で、これほどいい加減な「会計資料」はまさに異次元、圧倒的なギネスものです。人類史に燦然と輝く「金字塔」と言えるでしょう。この「後援会総連合会」は住所も会計責任者も連絡先も同じ「大儲太蔵政策研究会」から同時期に9650万円の寄付があった(連合会の収入の99.9%)のですが、法律では政策研究会は政治団体だけれども講演会総連合会は政治団体ではないので収支の報告義務はないとのことです。つまり政治団体「研究会」への寄付行為は所得控除されますが、そのお金がそのまま合法的に「講演会連合会」にスライドしてその一部が寄付した人に戻ってくる、ということであるならば、税金をたくさん支払っている会社や個人にとっては合法的な減税方法となります。
例えばある人が100万円を茂木幹事長の政策研究会に寄付して、するとその人は収入から100万円減額されて、仮に税金30万円ほどをその人は払わなくていいことになったとして。その人は講演会総連合会から減税されて得した半額の15万円を返してもらう。政治家も支援者も15万づつ手にして、win winの仕組みです。これはあくまで誰もが思いつくであろう、想像の話ですが、国会議員がどうしてそんなにおカネが欲しいの?何に使うの?誰かに脅されてるの?しようがないから金策しているの?
こういった疑問が国民の間でどんどん膨らんでいる昨今、その理由を教えてほしいものです。
日本にも夫婦別姓に反対したりNHKの番組内容に口出しする影の権力=ディープステートがあって、そこらへんに対して政治家はせっせと貢がないといけないのかも・・・? 現実はもっとえげつないのかも知れません。