大山雷同してネズミ一匹

しばらくするとこんな故事成語が新聞の「訳知りおじさんの上から目線コラム」に並ぶことでしょうが、

結局国会議員のパーティー券収入の脱税、詐欺、はまともには立件されなさそうです。権力者は何をしても許される不公平、不平等社会!これが民主主義の国と言えるのでしょうか(ポリュビウス的には「寡頭政治」ですね)。

反社会的勢力には「使用者責任」という、責任を親分にまで拡大して、チンピラの殺人にも責任というか共謀が認められ、ようですが、いまどき「反社会的勢力」と社会に認識されておかしくない自由民主党でも「使用者責任」が適応されないのでしょうか。国家権力は大川原化工機の幹部を捜査官が自らの出世のために逮捕して一年以上拘留してがんの適切な治療を受けさせず死亡させた事件が同時に報道されていることを検察も警察も何とも思わないのでしょうか。

 国民憲章で5つの常任理事国に名を連ねるお隣の中華民国台湾省では臨時政府の総統選挙が行われましたが、投票率は71%もあったそうです。中正先生の意思を継いで「大陸反攻」を掲げているはずの国民党の候補者は選ばれなかったようですが、報道を見る限り台湾省の選挙運動では若い世代の人たちの活動が目立ちました。これもうらやましい限りです。「死人に口なし」で逃げ切ろうとしているとの報道や、ついに出た!パソナグループの補助金事業の報道があっても、6公4民で権力に搾り取られても、選挙があればやっぱり頼りになるのは・・・

フランス映画「ONODA」に出てくる「別班」がこの国を支えているのでしょうか?でも大半の国民は何の関心もないし、若い世代は夢も希望もなく、刹那刹那を漫然と過ごすしかないと感じているんじゃないでしょうか。

ところで志賀原発は今度はしっかりと事故を隠蔽できるのでしょうか?漏れたら国際問題になってほうぼうが大被害を被ります。前みたいにバレないのように、不祥事はしっかりと隠蔽してほしいものです。

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