News お知らせ
2023年5月9日
電話での処方箋発行の中止に関して
この度「新型コロナクリニック感染症にかかわる診療報酬上の臨時的な取り扱い」の特例措置において変更がありましたのでお知らせをいたします。
現在、当クリニックでは慢性疾患をお持ちで定期的に受診される患者様に対して、症状が安定している場合には、電話で医師と話をして頂きご来院なく処方箋を発行する「電話再診」を行っておりました。
しかし、この特例措置は令和5年7月31日をもって終了する通達が厚生労働省よりありました。
これに伴い、当クリニックでの電話再診も令和5年7月31日をもって終了いたします。
令和5年8月1日より処方箋の発行については、外来受診のみでの発行となりますことをご了承いただきますよう、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
また、通院にかかる負担を減らすために薬剤ごとに定められた可能な限り薬の長期処方をいたしますが、下記に示すようデメリットもありますので合わせてご確認いただけますようお願いいたします。
〇処方制限が定められている理由〇
医療用麻薬・向精神薬、睡眠薬など依存性が高く、大量使用により重大な健康被害をきたす危険性のある薬剤は最大30日まで。
発売から1年未満の新薬は副作用が十分に集積されていないため最大14日まで。
シップ(最大70枚)や依存性の低い薬剤など、市販薬でも十分に代用可能な薬剤。
〇長期処方のメリット・デメリット〇
《メリット》
・遠方や多忙、移動がやや困難な方が頻回に通院の負担を軽減
《デメリット》
・定期的な検査や診察ができないことで、身体の変化に気づくことができない
・薬剤の効果を確認することができない
・服薬状況の把握、服薬指導ができない