川柳
『つゆぞらに 開催中止は 争点外』
都議会選挙が始まり、各党が方針を述べていますが、党の方針で「オリンピックを中止すべき」とした党は共産党と「れいわ」だけ。
自民党以外はみんな「開催中止!」をさけぶのかとおもったら、拍子抜けです。候補者の大半はスカスカな奴らです。
どうもこの選挙というのは「民意」がうまく反映されないようにできているようです。
原敬、加藤高明、若槻礼次郎あたりからはじまる政党政治も当初から「お金持ちのための お金持ちによる お金持ちの政体」と批判されたのですが、今も変わりません。
庶民の見方はごくごく限られた政治家だけ。
丸川さんまでもがオリンピック会場でのアサヒビールの提供について「お金を出しているステーク・ホルダー(利害関係者)のお立場もある」などと、本音を吐露してしまいました!
政治の判断や行為は「税金を払った国民がステークホルダー」のはずです。
今の日本の政治家にとって、国民はステークホルダーではなく、税金を搾り取るだけの対象です!
税金を払っているのに、国民は「利害関係者」にはしてもらえないのです。
オリンピックの会場の建設費はみな税金だということを、自民党の幼稚な政治家どもは誰も認識していないのです。
これが今の民主主義です。この国の民主主義の「民」は庶民を意味せず、お金持ち、政治家、高級官僚、御用学者など上級国民だけが「民」であって、奴等が「弱いものを踏みつけて」「こそこそと自由に税金を使いたい放題」の社会の体制です。
ここで三つの選択肢があります。
「どうしたらやつらの横暴を壊せるのか?」
「どうしたら奴ら『上級国民』の仲間入りができるか」
「だまって粛々と言われるがままに税金を払い続けて奴隷のような(精神的に)みすぼらしい人生を過ごす」
誰もが②を選ぶでしょう。③の人も多いかも知れません。でも例外的に①で頑張る人もいます。
でも②でもない③の人は、選挙で①で頑張る人を応援できると思います。
『つよぞらに 赤木ファイルも また改ざん』
「ノーパン省改め改ざん省」が11億円を9億点に値引きした森友事件の真相が詳述された赤木ファイルがまた改ざん!?
とことん恥知らずな役人です。弱い者いじめが小さいころから大好きだった人が「ノーパン省」に入るのでしょうか?
当然というか、誰も驚かないというか、ああいうのが裁判の資料になってしまうウソデタラメの満載の裁判です。
裁判官もお仕事たいへんでしょうが、国民はだれもあんたがたを信用していませんよ!
『つゆぞらに 直言換言 みな自由研究』
どえらいことになりました!
加藤官房長官が宮内庁長官の勅憂を伝える記者会見での公式発言を「クレヨンで書いた小学生の夏休みの自由研究のような個人的な意見を発表されただけ」などというふうに、一刀両断、無視する意向を示しました。何様だ!この野郎!との声が巷間から漏れ聞こえます。幕末なら大騒擾です。
こうなると上皇様の意見、つまり今回の詔勅に対して院宣、あるいは院庁下文があるのか?官房長官の対応は違勅として誅滅されるべきなのか?
『沙石集』には「こいすてふ」が「しのぶれど」に敗れたと「拝察」?した壬生忠見が悶死したと記されています。あっさり面罵された西村長官!?どうなされるのか?
川柳
「つゆぞらに やんごとなき声さえ うちけされ」
近衛府之介におわす大納言の言上当に勅憂と思しきところ、太政大臣のいかばかりか企らんと衆人の期することろに、
無体にも閑却の扱い、あやしうこそものぐるほしけれ。
川柳
「つゆぞらに 夫婦同姓も 統治行為」
「トーマス、裁判官の責務とは何だ!」
叔父の最高裁判事、ベンジャミンの問いにトーマス・ルフロイは答えます。
「下層民の不埒な要求から上流階級の権利を守ることです」
日本の裁判所は「統治行為」としてオリンピック開催、米軍基地の騒音、原発、日米地位協定、カジノで政治家大儲け、中央省庁の組織的公文書改ざん、検察官の常習賭博、大臣のワイロ、総理大臣の長男の贈収賄、を「国の国民統治上の高度な判断」としてすべてスルーしていますが、今回「夫婦別姓」についても裁判所は「統治行為」、わかりやすく言うと「お前ら貧乏人はつべこべ言わずに働いて税金だけ払ってろ!」というご裁可をお下しになられあそばしたもうたようです。
これからも国民はだまって税金を払い続けましょう!
それにしても夫婦同姓が合憲とか言っている国って日本だけで、これからたぶん10年ぐらいでどうせ夫婦別姓になるに決まっているのに、そういう観点よりも「保身」が優先するんでしょうね。今から将来判断を変える「言い訳」を考えておかないといけないし、裁判官さんも大変です。
「つゆぞらに 濃厚接触者作戦で メダル量産!」
東京都で感染者が増加する中、東京オリンピックがやけくそ開催されれば、サッカーで「アトランタ以来、今後二万年は勝てない!」と言われているあのブラジルに勝てるかも知れません。
アナウンサー「どうでしょう、前半はブラジルが5-0とリードしていますが、後半からどうやらブラジルのゴールキーパーが濃厚接触者に認定され出場できないようですが、」
解説者「そうですね、ブラジルは濃厚接触者があいついで控え選手もいませんし、これでブラジルのピッチ上の選手は5人ということで、さらにゴールキーパーもいないのなら11人いる日本のチャンスですね。一点ぐらいは返せるかも知れません」
アナウンサー「あっ、さらに二人のブラジルの選手が濃厚接触者ということで試合に出られません」
解説者「3人対11人ならひょっとしたら5点差をひっくり返せるかも知れません。感染対策委員会のファインプレーです!うーん、でもダメかなぁ」
川柳
「つゆぞらに 貧乏人は テレビ観戦」
オリンピック委員会の人が発表しました。
「開会式の(貧乏人の)入場者は一万人まで。お金持ち、外国の貴族、上級国民、スポンサー企業の皆さまは制限なし」
とんでもない「階級五輪」です。
上級国民の、上級国民による、上級国民のためのオリンピックということです。
とんでもない話です。
「つゆぞらに 裏金五輪は あたりまえ」
勇気ある発言です。宮本亜門さんがついにカミングアウトです。
「とんでもない薄汚い計画に加担してしまった!」
強い後悔を週刊誌に語っておられます。
開催が決まったとき、JOCの関係者から「東京開催が決まったのは、裏金が動いたおかげだよ。おれが仕掛けたんだ」
などと自慢されたとの証言です。
皆さん、こんな大スクープをスルーするんでしょうか?
「つゆぞらに 開催賛成 お前の周りだけ!」
選手村の村長になったおじさんが
「国民は開催を歓迎する雰囲気になっている」とのご認識のようです。
とんでもない話です。
そもそも彼らは何がやりたいのでしょうか?
国際社会の笑いものになるためなのでしょうか?
周囲はイエスマンと太鼓持ちだけなんでしょうね。
「つゆぞらに プリウスの欠陥と 経産省」
上級国民の飯塚被告がトヨタのプリウスに欠陥があり、人をひき殺してしまったと強弁されています。
プリウスは黙っているのでしょうか?
こうなったらこれから日本中の交通事故の裁判で、プリウスの事故の被告はすべて
「アクセルを踏んでいないのにアクセルが床に沈み込んで自動車がどんどん加速した。クルマの欠陥であったと認識しています。あとあと考えると・・・」
と無罪を主張するようになるでしょう。「右折の時に右側を確認していらら、勝手に車が動き出した。」「勝手にハンドルが回転した」「後ろから煽るつもりがなかったけど勝手に車が蛇行してスピードをあげた」など、とんでもない主張がこれから横行することでしょう。「認めたら損!」「正直者が馬鹿を見る!」ロシアの1865年頃の社会の風潮です。
「自分に罪があるとしたら、自首して告白したことなのだろうか・・・」ラスコールニコフはシベリアの地でいったんは後悔します。しかし最後は・・・
飯塚という人はあの小説を最後まで読んだのかなぁ?
「つゆぞらに 『報道特集』 期待して」
報道特集さん!期待しています。高知の中学校のバスの運転手が交差点でバスを停車していたところ白バイが突っ込んできて隊員が死亡した事件がありました。「バスは信号を無視して交差点に侵入して来た」という、100m後ろから見ていた後続のもう一台の白バイ隊員の証言だけで運転手は有罪で収監されました。半鐘はすべて無視。ブレーキ痕を警察がねつ造した事実も指摘されています。この事件と池袋の上級国民プリウス暴走事件を対比する番組をぜひやってほしいです!えっ?もうやった?
「こんな権力の暴力は絶対に許せない!」故江森陽光さんが私に熱く語っていました。
「つゆぞらに どうせ改ざん ノーパン省」
「ノーパン省」改め「改ざん省」が「赤木ファイル」を提出して来ましたが、わざとらしく黒塗りされている部分もあるようですが、すべては改ざんされているのでしょう。つまりどうせ偽物です。改ざん省は5か月ほどかかってゼロから「赤木ファイル」をでっち上げ、部分部分に故人の手紙の筆跡を残して本物らしく仕上げたに違いありません。始めから終わりまで、ゼロから100まで、AからZまで、全く信用できない奴らです。これを裁判所は証拠として採用するのでしょうか?まあ、奴らもグルですから仕方ないですね。本当にどうしようもない、品格も矜持もプライドもない、とんでもない下衆どもが支配する腐った社会になってしまったものです。