川柳
『リスクなき 人生満帆 何したい?』
リスクを取らず、変化を拒絶し、コンプライアンスを遵守し陰ではインチキやりたい放題。
日本の大企業は製造業において二度と永遠に立ち直れない、といわれています。
本日の新聞報道でも、半導体の工場が日本にできて10年後にはまた日本の世界における優位性が回復するのではないか、という話が載っていました。
旧態依然とした発想の頑強さに目を疑いました。
10年後に今と同じような半導体を使った製品が売られているのでしょうか?
今は「短い20世紀」の終わりごろと言われているのですが、確かに新たな発明はその前の長い19世紀に比べるとパッとしません。
21世紀はもっとパッとしない可能性もありますが、半導体に代わるもの、例えば量子コンピューターのようなものが実用化され、これも現時点で中国に圧倒的に先を越されているそうですが、電子のものはもう古い、ということになっているのかも知れません。つまり世界の標準は「蒸気船」なのに日本では一生懸命、平底の帆船を作っている、みたいな状態かも知れないのです。
一方で商社は海外市場で投資、生産、物流で成長しているとか。コロナ禍に在ってスゴイ利益を上げている、とのOBのお話です。まさにかつてのオランダ東インド会社のような、海外を拠点に海外で生産、消費する中継産業、中継物流の巨人と化している様相と言えます。
自分の定年までなんとか!気持ちはわかりますがそういう人が決定権を握っていたんじゃぁ組織はダメになると思います。
川柳
『世も末は とっくに通り越してる 参院選』
あっというまに半年過ぎて今日から7月!
自分に残された時間はどれぐらいだろうか、寂しくなります。
そう思うと「何かしなきゃぁ」と焦って来ます。。
若い世代はこれから先のどんな社会を歩むのでしょうか?
そのうちロシアと中国が攻めてくるでしょう。得意の特殊作戦であり、宣戦布告はなし!突然いきなり前触れもなし!です。
ロシアの言い分は「7万五千年前にバイカル湖周辺で興ったオシポフカ文明が樺太を渡って北海道に達し、日本列島の土器文化を生み出した。だから日本列島はもともとロシアが領有する権利を持っている!」。中国の言い分は、「始皇帝の時代に徐福が子供たち3000人を連れて船出し、熊野に流れ着いて日本という国を造った」とお言うもかも知れません。なるほどこれらは一つの歴史解釈です。日本の総理大臣はこう反論するでしょう。「えー、そのぉ、かかる国際情勢のあらたな展開に対してはぁ~、欧米諸国と歩調を合わせ、周辺諸国のぉ、そのぉ、コンセンサスを得ながら、機動的にぃ、また実効的にぃ、対応すべくぅ、消費税を45%にまで増税するをやむなしとしぃ、毎月のインコ―費100万円は使途を明確にしなくてもいいのをそのままにします」
10年後は日本の都市はすべて焦土となり、生き残った人々は皆、山林と沖ノ鳥島の「国土」に逃げ込んで少数民族となっているのかも知れません。
それはそれでまた新しい文明の始まりです。あたらしい民族の誕生です!タナ・トノ・バレ!
とはいうものの、そんな想像を掻き立てられる今の社会の荒廃ぶりだ。政治家はその最たる「悪逆」だが、大企業、裁判所、行政、学会、と何から何まで三流、いやゲス如何に落ち込んでしまった。
先日原子力規制委員会が、施設の入札で、入札の仕様書を入札に参加する企業に作製させ、三件ともその企業が受注した、と記者会見していた。私が想像するところ、その記者会見の原稿も間違いなく新聞社に書かせており、原子力規制委員会はその原稿を棒読みするだけだったのでしょう。『公務員、休まず、遅れず、仕事せず』の川柳を絵にかいたような出来事です。
また毎日新聞は2020東京五輪の委員会が解散したという報を、「オールジャパンではなく、オールドジャパン解散」と論評している。まさに正鵠でを得た表現だと思います。
既得権益でさらに潤ったおじいちゃん達は「めでたしめでたし」なのでしょうあ。おじいちゃんのためのおじいちゃんによるおじいちゃん達のオリンピックが若い世代に何を遺したのでしょう?膨大な赤字と借金なのでしょう。
川柳
『国際法 主権なくして 国家無し』
世界でほぼ唯一の被爆国である日本が「核禁止条約」の会議に正式に参加しませんで
した。
核兵器を持っているジャイアン国家はたくさんあって、いずれ核戦争が起こることは
間違いないでしょう。
それでももみ手して「あれ、意味ないですよねぇ。ハイハイ、ごもっとも。日本は無
視します」
何でもかんでもヘゲモニー国家、自由主義帝国の言いなりです。
円安もアチラさんの言う通り命令に従って金利をあげず、国家と国民の富を吐き出し
てご満足いただくためでしょう。
こうなったら中絶も禁止、銃の保持も合法化。核兵器共同保有も時間の問題でしょ
う。
あちらさんのご意向に盲従し、忖度し、隷従する敗戦国日本。太平洋の防波堤国家日
本。属国はつらいものです。
政治家もぜんぜん頼りになりません。ボンボン、チンピラ、元奸僚、腰抜けばかり!
選挙で投票する候補が見つかりません!
川柳
『飛脚便 はこぶは市役所 USB』
元気な女性市長を誰かが困らせてやろうとしたのかどうか、わかりませんが、尼崎市(通称「あまぁ」)で市民全員の個人情報の大量データがはいったUSBが紛失されるという大事件が起こりました。この事件にはひょっとしたらとんでもないウラがあるのではないか、と私は個人的に想像しているのですが、それほど奇怪な事件です。出入り業者が貴重なデータを持って意識がなくなるほど泥酔して路上で寝てしまう、なんてことはふつうはあり得ないと思います。どう考えてもこれは「仕組まれた芝居」だと思います。しかも説得力に欠ける無理のある筋書きです。「道を歩いていたら宇宙人にさらわれました。USBは今、宇宙空間にあると思います。」に近いものがあると思います。皆さんは仕事帰りの男性が路上で寝ている姿を見かけたことがあるのでしょうか?私は一回もありません。