南淵先生の密着TVが放映されました
皆さま、明けましておめでとうございます。
昨年末(12月28日)は南淵先生の密着TVが放映されました。
今回の取材TVは、先生の手術手技代名詞である「ミッドキャブ」にスポットが当てられ、手術に向かう姿勢や想い、そして何より人柄が自然体で映し出されていました。そのような中、私はまた新たな発見をしました。
それは、南淵先生の積極的な若手人材登用です。
通常の大学病院では、ランク的に30代の講師となってようやく執刀することがほとんどです。そうしますと、ある年齢がこなければ前立ちという助手的参加のみで、メイン手術の感性を培う言わば「反射的能力」を磨く時期が遅れます。よって、上が抜けない限り、自分の番は廻ってきません。そして、ようやく執刀の好機を得た人物は、それを後輩には譲らないため、この構造は通例化となっています。
いわば才溢れる人材の塩漬け状態です。しかし、今回の密着でわかったことは、南淵先生がそういった昔ながらの習慣を打破し、どんどんと有能な若手人材に好機を与えつつ、見守りと共に叱咤激励し、成長を促す姿でした。まあ、このような視点を持って観ている側は少ないと思いますが…。いずれにしても、余程の度量と揺るぎない信念、そして、最も重要である若手人材の技術力と胆力を見極める眼力がないと出来る事ではありません。そう言った意味では、南淵先生は大学病院手術システムを変えました。これを観た全国で埋もれている有能な若手医師は、南淵先生を慕い集ってくることでしょう。そうなれば、益々チーム南淵力は向上しますね!今回の若手医師 中村先生は水曜日午前中に外来診療をされています。また南淵先生も日曜日に外来診療をされています。心臓に関することでお悩みの方、是非とも先生方へご相談ください。 德田